コマイは餌取名人と言われるほど魚信(アタリ)があった時のアワセが重要になる魚ですが、産卵期前の荒食いや群れが大きな場合は活性も上がるので、そんな時は「向こうアワセ」でも釣れます。留萌港の場合、20年以上前は1日で100尾とか釣れたくらい冬になるとコマイが回遊してきましたが、近年は10尾釣るのも難しいくらい個体数が激減しています。ただサイズはオホーツクや道央に比べて大きな個体が釣れることも多く、食べ応えもあり釣れれば楽しい釣りになると思います。ここで留萌港のコマイのポイントをお教えいたします。これは僕の子供の頃からの経験に基ずくものなので釣果をお約束できるものではないことを最初に述べさせていただきます。まず比較的に釣れる場所は...
○波灯の女象のある付近
○市場前の角地
○北岸壁
立入禁止ではなく、釣り可能な場所は3か所です。コマイとハゼは釣れる水域が似てます。ハゼが釣れる港ではコマイも釣れる場所が多いかもしれませんが、留萌港の中には昔から言われていた「コマイの産卵域」があります。祖父の代から周りのおじさん連中や地元の常連さんが言っていたのを覚えています。この3か所には海藻域と駆け上がりが点在している場所になります。今年はコマイが少し戻って来てくれて嬉しいです。